デイサービス縁楽 切通

〒500-8237
岐阜市切通4-16-16
TEL:058-214-2828
FAX:058-214-2827
株式会社gasho

〒501-6004
岐阜県羽島郡岐南町野中3-213
TEL:058-214-2828
FAX:058-214-2827

新着情報

通所介護事業所

『デイサービス縁楽 森』(愛知県あま市森)内覧会のお知らせ

 

『デイサービス縁楽 森』(愛知県あま市森)内覧会のお知らせ
 
戸建の民家を改修しご利用者様にとっての“お友達の家・第二の我が家”を提供 名古屋市千種区内に8号店『デイサービス縁楽 森』(愛知県あま市森)内覧会のお知らせ
 
この度、株式会社和心いざなぎ(代表取締役 石村智子)は『デイサービス縁楽 森』通所介護(デイサービス)事業を、平成27年12月1日より開始する運びとなりました(予定)。
 
そこで開所に先立ち、内覧会を予定させていただきます。
 当日はスタッフ一同お迎えいたしますので、皆様お誘いあわせのうえご来所下さい。
 ご不明な点など、お問い合わせください。
 
【「デイサービス縁楽」特徴】
 ・定員10名に対し4名のスタッフを配置
 
通常、デイサービスでは利用者15名以下に対し1名の介護職員を配置する人員基準が設けられていますが、「デイサービス縁楽」では、定員10名対し4名のスタッフを配置。利用者2~3人に対して1人のスタッフがきめ細かなサービスを提供しております。
 ・民家を「安全で安心」な施設に改築
 「デイサービス縁楽」は、アットホームな雰囲気を大切にしながらも、使いやすさや安全面も意識した施設です。そのため、トイレやお風呂を使いやすくし、バリアフリーや手摺を設置。
 ・宿泊にも対応。24時間365日利用可能
 利用者、家族の要望に応え『お泊り』サービスを提供。家族の負担を軽減することができます(一部、お泊りを実施していないデイサービス縁楽もあります。)。
 
【内覧会開催要項】
 ・開催日時:
  ① 平成27年11月12日(木)9時~17時
  ② 平成27年11月13日(金)9時~17時
  ③ 平成27年11月14日(土)9時~17時
 
・場所 :デイサービス縁楽 森
      490-1107
      愛知県あま市森1丁目10番12号
      TEL:052-444-0654 FAX:052-700-6691
      E-mail:mori@ds-enraku.com
 
・アクセス:「大里駅」2.4 Km、車で6分
 
【企業情報】
 会社名 :株式会社和心いざなぎ
 代表者 :代表取締役 石村智子
 設 立 :2015年(平成27年)
 所在地 :〒490-1101 あま市方領北浦201番地
 電 話 :052-444-0654
 
事業内容:通所介護事業「デイサービス縁楽 森」
 
【運営会社(フランチャイズ本部)概要・本件に関する問い合わせ先】
 会社名 :株式会社gasho
 代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)
 所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213
 電 話 :058-214-2828
 事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業
      民家改修・宿泊対応型小規模デイサービス縁楽フランチャイズ事業
      デイサービス縁楽 切通 運営
      (指定事業所番号:2170111393)
      セカンドハウス縁楽 切通 運営(民間学童保育)
      介護屋縁楽 切通 運営(介護保険外訪問介護)
 URL :http://www.ds-enraku.com/
 E-mail :info@ds-enraku.com
 
株式会社gashoは、岐阜県岐阜市を中心に民家改修・宿泊対応型小規模デイサービス縁楽等をフランチャイズ展開しています。介護事業15年超の経験・実績と直営店の介護ノウハウ・サポートにより、介護業界への新規参入もスムーズです。
 詳しくはお問い合わせ下さい。

 

2015/11/01 プレスリリース   enraku

「オレの下で働かないか」 …新規開設「デイサービス縁楽 金山」宣伝部長のぷしゅさんよりアナタへのメッセージです

7月に金山駅から東へ3分の波寄町に新規オープン予定☆定員10名の小規模デイサービス・縁楽金山。今回は第一期オープニングスタッフとして一緒に施設を作っていく仲間を募集します◆目指すのは利用者様が我が家や気心知れた友人の家のように気兼ねなく、心地よく、のんびりと過ごせる、くつろげる空間◆スタッフにとっても働きやすく、利用者様とスタッフの笑顔があふれる施設を一緒に作りませんか?

 

経験者も未経験者もそれぞれ活躍できます

 

7月オープンに向けて現在立ち上げ準備が進行中です。

しばらくは慌ただしくなりますが、理想の介護の実現のために力を貸してください。

経験のある方にはメンバーの中心となってリーダーシップを発揮していただきたいですし、

未経験の方も仲間と一緒に事業を進める原動力となって、

従来の介護の常識にとらわれない新鮮なアイデアを出していただけると嬉しいです!

「こんな取組をしてみよう」「レクリエーションはこういうのは?」など、

みんなでどんどん意見を出し合える環境にしていきましょう。

 

感動をお届けしたいと思っています

 

私たちは「介護を通じ困っている人を助ける」を基本行動とし、

「ありがとう」という感動をお届けする ―――これが当社の社是です。

 

オーナー自身は介護業界は初めて。

 

「介護はこうあるべき」という常識やイメージにとらわれることなく新しい感覚で、

スタッフが笑顔になるために何をすべきかを考えています。

これからオープンする新しい施設。

働きやすい環境を一緒に考えていきましょう。

もちろん、確約されたサポートもあるので

経験のない方でも安心して働いていただけます。

 

★利用者様に喜んで頂く為に、特注スイーツでの誕生日会や英会話、ヨガ教室やネイル・フェイシャルなど、様々なレクリエーションも構想中。

あなたのアイデアも是非貸してください。

 

【「デイサービス縁楽」特徴】

・定員10名に対し4名のスタッフを配置

通常、デイサービスでは利用者15名以下に対し1名の介護職員を配置する人員基準が設けられていますが、「デイサービス縁楽」では、定員10名対し4名のスタッフを配置。利用者2~3人に対して1人のスタッフがきめ細かなサービスを提供しております。

・民家を「安全で安心」な施設に改築

「デイサービス縁楽」は、アットホームな雰囲気を大切にしながらも、使いやすさや安全面も意識した施設です。そのため、トイレやお風呂を使いやすくし、バリアフリーや手摺を設置。

・宿泊にも対応。24時間365日利用可能

利用者、家族の要望に応え『お泊り』サービスを提供。家族の負担を軽減することができます。

 

【企業情報】

会社名 :フジ・コアテクノロジー(株)

代表者 :代表取締役 竹川知孝

設 立 :2015年(平成27年)

所在地 :〒456-0003 名古屋市熱田区波寄町15番20号

電 話 :052-800-3383 受付10:00~20:00(電話はウォーターレスキューで受付けます)

E-mail :kanayama@ds-enraku.com

事業内容:通所介護事業「デイサービス縁楽 金山」

アクセス:「金山綜合駅」徒歩で3分、450m

 

【運営会社(フランチャイズ本部)概要・本件に関する問い合わせ先】

会社名 :株式会社gasho

代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)

所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213

電 話 :058-214-2828

事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業

     民家改修・宿泊対応型小規模デイサービス縁楽フランチャイズ事業

     デイサービス縁楽 切通 運営

     (指定事業所番号:2170111393)

     セカンドハウス縁楽 切通 運営(民間学童保育)

     介護屋縁楽 切通 運営(介護保険外訪問介護)

URL :http://www.ds-enraku.com/

E-mail :info@ds-enraku.com

2015/05/01 プレスリリース   enraku

『デイサービス縁楽 日向町(ひなたまち)』(名古屋市瑞穂区)指定通知いただきました。

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戸建の民家を改築し「長年の障がい者を支える経験から」介護の世界に 名古屋市内に3号店『デイサービス縁楽 日向町(ひなたまち)』(名古屋市瑞穂区日向町)

 

ご利用者様にとっての“お友達の家・第二の我が家”をコンセプトに、民家改修・宿泊対応型小規模デイサービス「縁楽」のフランチャイズ展開を行う株式会社gasho(所在地:岐阜県羽島郡岐南町、代表取締役:脇田賀章)では、2014年8月新たに『デイサービス縁楽 日向町(ひなたまち)』(名古屋市瑞穂区日向町)を開設しました。

「デイサービス縁楽」は、一般住宅を介護施設用に少し改修。外見は普通の民家と同じですから、利用者に家族や親類・知人の家に遊びに来たように寛いでいただくことができます。木のぬくもりのある日本家屋に陽の光が優しくさし込み、いつも笑い声に包まれています。

 

「笑顔」が合言葉。心と心の繋がりを大切にします。

「ご利用者様おひとりおひとりが普段着のまま楽しく、自由に毎日を過ごして頂く。」

そんな場所を作りたいと思い出発しました。

 

運営企業の株式会社S&A 代表取締役の赤坂昭治(あかさか あきはる)は、大学卒業後、学童保育指導員、建築設備メーカー営業職、A型・B型事業所サービス管理責任者を長年歴任され、総合的福祉サービス(高齢者、児童、障がい者、母子など)機会構築を考え独立・開業を考えられました。

 

長年の障がい者を支える経験から介護の世界に

「私たちは、ご高齢の方々、障がいをお持ちの方々に、日々のお手伝い・支援で培ったスキル・経験と『積み重ねてきた思い』を活かし、スタッフ全員で皆様の笑顔を大切にする事業所にしたい。」と赤坂代表。

「心からのおもてなしするためには、もてなす側が喜びをもって働くことが一番大切です。介護スタッフ一人ひとりの心が伝わるからこそ、ご利用者がこの場所を居心地がよいと感じるのかもしれません。「お客様第一」を中心に据えた業務改善の努力こそが、満足度の高いケアサービスを生み出す土台になっているのです。」とgasho脇田代表。

 

デイサービス縁楽グループでは、「介護する側は一人ひとりに寄り添っていくことが大切」という合言葉のもと全介護スタッフの絶妙なチームワークで、他にはない「おもてなしの介護」を生み出しているのです。

 

【「デイサービス縁楽」特徴】

・定員10名に対し4名のスタッフを配置

通常、デイサービスでは利用者15名以下に対し1名の介護職員を配置する人員基準が設けられていますが、「デイサービス縁楽」では、定員10名対し4名のスタッフを配置。利用者2~3人に対して1人のスタッフがきめ細かなサービスを提供しております。

・民家を「安全で安心」な施設に改築

「デイサービス縁楽」は、アットホームな雰囲気を大切にしながらも、使いやすさや安全面も意識した施設です。そのため、トイレやお風呂を使いやすくし、バリアフリーや手摺を設置。

・宿泊にも対応。24時間365日利用可能

利用者、家族の要望に応え『お泊り』サービスを提供。家族の負担を軽減することができます。

 

【開設施設について】

開所日 :2014年8月1日

営業時間:24時間営業、緊急時のお泊りなどの自主事業(介護保険外サービス)も提供

店舗名 :「デイサービス縁楽 日向町(ひなたまち)」

住 所 :〒467-0047 名古屋市瑞穂区日向町二丁目30番地の2

TEL :058-214-2828(株式会社gasho内開設準備室)

URL :https://www.facebook.com/dsenrakumizuho

 

【企業情報】

会社名 :株式会社S&A

代表者 :代表取締役 赤坂 昭治(あかさか あきはる)

設  立:2014年(平成26年)

所在地 :〒456-0062 名古屋市熱田区大宝2丁目4番

電 話 :052-880-5103

指定事業所番号:2370801744

事業内容:通所介護事業「デイサービス縁楽 日向町」

 

この度の「デイサービス縁楽 日向町(ひなたまち)」開設は加盟店3号店(名古屋市内初)であり、今後は毎月数店舗開設し、1年で10店舗を目指します。

 

今後の開設予定は、デイサービス縁楽青山(三重県伊賀市、11/1開所予定)、デイサービス縁楽揖斐川(岐阜県揖斐川町、11/1開所予定)、愛知県一宮市などがございます。

 

株式会社gashoは、岐阜県岐阜市を中心に介護事業「デイサービス縁楽」「サービス付き高齢者向け住宅」を展開しています。介護事業10年超の実績と直営店の介護ノウハウにより、介護業界への参入もスムーズです。詳しくはお問い合わせ下さい。

 

【運営会社概要・本件に関する問い合わせ先】

会社名 :株式会社gasho

代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)

所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213

電 話 :058-214-2828

事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業

 デイサービス縁楽フランチャイズ事業

 デイサービス縁楽 切通 運営(指定事業所番号:2170111393)

 セカンドハウス縁楽 切通 運営(民間学童保育)

 介護屋縁楽 切通 運営(介護保険外訪問介護)

 事業フランチャイズ化、FC本部構築、加盟店開発代行等

URL :http://www.ds-enraku.com/

E-mail :fc@ds-enraku.com

2014/08/01   enraku

プレスリリース掲載していただきました。戸建の民家を改築し「長年の障がい者を支える経験から」介護の世界に 名古屋市内に3号店『デイサービス縁楽 茨木町(いばらぎちょう)』(名古屋市瑞穂区茨木町)

プレスリリース掲載していただきました。

http://kaigo-press.com/kaigo/2014/04/22/4796.html

「デイサービス縁楽 茨木町(いばらぎちょう)」H26/7月開所予定
オープニングスタッフ募集しています!
http://townwork.net/detail/clc_3401083001/

 

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【会社概要】
会社名 :株式会社gasho
資本金 :100万円
代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)
所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213
電 話 :058-214-2828
事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業

デイサービス縁楽フランチャイズ事業
デイサービス縁楽 切通 運営
(指定事業所番号:2170111393)
セカンドハウス縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)
介護屋縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)
事業フランチャイズ化、FC本部構築、加盟店開発代行等

URL :http://www.ds-enraku.com/
E-mail :fc@ds-enraku.com
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2014/04/22 プレスリリース   enraku

現代日本が抱える「介護離職」を払拭するビジネスとは?

日本人の4人に1人が65歳以上と内閣府が発表しているように、
介護問題は社会全体で向き合い取り組むべき課題です。

介護離職の切迫した現状

実は、介護離職で大変なのは離職後におとずれる「介護による貧困」です。

具体的には、「介護をしながら、今までどおり働くことができない」このような職場環境が、介護離職を引き起こす原因となっています。

さらに、自治体などが運営する「特養」と呼ばれる介護施設も、
待機者数が52万人にのぼり、ここ4~5年で10万人も増えています。特養に入るために数年待ちというケースも珍しくありません。

日本にもっと「お泊りができる(小規模)デイサービス」が普及していけば、介護で離職した人もフルタイムで働きやすくなります。

「介護(介護離職)による貧困をなくし、幸せな高齢化社会をつくる」

われわれ介護職に求められているものは、現在、そして未来の日本に笑顔をもたらすインフラづくりです。

「社会起業家」として、日本全体の課題解決に携わる事業をぜひご検討ください。

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【会社概要】
会社名 :株式会社gasho
代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)
所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213
電 話 :058-214-2828
事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業
     デイサービス縁楽フランチャイズ事業
     デイサービス縁楽 切通 運営
     (指定事業所番号:2170111393)
     セカンドハウス縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)
     介護屋縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)
     事業フランチャイズ化、FC本部構築、加盟店開発代行等
URL :http://www.ds-enraku.com/
E-mail :fc@ds-enraku.com
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2014/04/16 プレスリリース   enraku

通所リハビリで要介護重度者を受け入れ 生活改善へ「座れる」目指す

 医療機関や老人保健施設が介護保険で提供する通所リハビリテーション(デイケア)。介護施設が提供する通所介護(デイサービス)と混同されがちだが、専門職が個別リハを行うことで、身体機能だけでなく、生活レベルの機能回復を探るのが持ち味。これまで要介護度の重い人の利用は少なかったが、在宅に重い人が増える中で積極的に受け入れる所もある。

 埼玉県川越市の霞ヶ関中央クリニック(池田弘院長)が、要介護度の重い人を介護保険の通所リハビリテーションで進んで受け始めたのは平成18年。同クリニックの岡野英樹・コミュニティケア部副部長は「重度の人が自宅や地域に帰ってきているのに、受け入れる事業所がなかった。スタッフをそろえ、不安なく受け入れるようにした」と言う。もともと長期療養の高齢者を受ける病院で、スタッフの経験があったことが大きい。
 現在は利用者の半数が要介護3以上。経管栄養や在宅酸素を利用する人も。目指すは「座れるリハビリ」だ。寝たきりの人は車椅子に座れることを、車椅子の人は椅子に座れることを目指す。車椅子に座れると外へも出られる。生活が一変するからだ。家族からの問い合わせは多く、「外出できるんだ」と驚きの声も上がるという。
 同市に住む太田久子さん(64)=仮名=は週3回、日に約7時間を通所リハで過ごす。21年に脳出血で倒れて以来、要介護度は最重度の5。当初は座った姿勢が保てず、家でも寝たきりだった。しかし、2年ほど前から座っていられるようになった。
 夫の勇さん(69)=同=は「寝て過ごすか、座って過ごすかでは、見える風景が違う。ここでの運動で腹筋や背筋がついたおかげだと思う」と喜ぶ。
 久子さんは機能訓練に積極的だ。欠かさず行うのが、理学療法士との30分の歩行訓練。両脇を支えてもらい、約5メートルの平行棒を2往復する。スタッフは「実用的でないかもしれないが、本人の歩きたいという気持ちに応えたい」と話す。実用性に疑問がつくのは、発症から4年がたち、医学的には身体機能の大幅改善は見込めないからだ。だが、スタッフは生活改善の効果を実感する。「本人が歩きたくても、尿意があっても、家では介護者も高齢で介助できない。ここでなら歩かせてトイレにも連れて行ける」。久子さんも自宅ではオムツだが、通所リハでは介助でトイレに行く。
 言語聴覚士とも1対1で約30分のリハビリを行う。舌の運動の後、「あ・い・う・え・お」と発語の練習。「今日は何月何日?」「曜日は?」との質問に懸命に答えた。
 栄養摂取は胃に管を通した「胃ろう」。だが、飲み込みの訓練では、氷水で口腔(こうくう)内の刺激を受けた後、スプーンでコーヒーを飲ませてもらった。「モグモグの動きや飲み込みができるようになった。ゼリーなどで練習し、楽しみのためだけでも食べられるようになるといい」と、スタッフは期待する。
 発声や発語はスムーズではないが、勇さんは「声も前より出るようになった。あうんの呼吸で冗談も嫌みも分かる。会話できると張り合いがある。介護の苦労は全然違います」と話している。

 ■地域偏在で使いにくさも
 通所リハビリ(デイケア)は介護保険で提供されるリハビリ。身体機能の回復にとどまらず、利用者が家でどう暮らしているかを視野に、障害が残るなりに生活しやすいように機能改善を進めたり、個々が役割を果たせるように社会参加を促したりする。
 だが、使いにくさもある。最大の問題は地域偏在。特に東日本では不足が顕著で、必ずしも近隣にあるとはかぎらない。
 ケアプランに盛り込まれないと利用できないが、介護保険には利用限度額があり、「ケアマネジャーによって、リハビリをプランに盛り込むかどうか、個人差がある」といわれる。介護保険でリハビリを使い始めると、原則は医療保険のリハビリに戻れないなどの制約もある。
 事業所を選ぶ際には、(1)個々の生活目標を立て1対1でリハビリを行っているか(2)理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など複数の専門職が配置されているか-などをチェックしたい。
 要介護度の中重度の人を受け入れるかどうかは事業所によって異なる。通所リハビリの利用者の平均的な要介護度は、特別養護老人ホームなどが提供する「通所介護」とあまり差がない。通所リハビリには医師が配置されているが、胃ろうなど医療ニーズのある人の受け入れも多くない。
 厚生労働省は昨年度の介護報酬改定で通所リハビリに、要介護度が重く、医療の必要のある人の受け入れを促した。要介護度が4、5で胃ろうなどの経管栄養、褥瘡(じょくそう)などの治療を行っている人などを受け入れた場合に加算を新設した。しかし、受け入れは広がっていない。
 背景には、重度の人へのリハビリ効果がはっきりしないこともある。効果を感じている事業所がある一方で、重度者の多い事業所は平均要介護度の悪化が大きいとの調査結果もある。機能低下にリハビリが追いつかない格好だ。重度の人にどんなリハビリを、どう行うか-。現場の模索が続く。

2014/3/8 産経新聞

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140306/ecb1403062126000-n1.htm

2014/03/09 業界ニュース   enraku

「男性が介護」支援の集い

 男性介護者が集い、情報交換などをできる場が、多摩地区で出始めている。両親や妻らを介護する男性は、働き盛りや退職後の年代が多く、仕事との両立の難しさ、孤立化といった問題を抱える。集いはそんな悩みを共有する場になっている。

■「気が楽に」
 立川市内の自営業の男性(54)は、認知症の父親が昨年12月、他界するまでの約4年間、自宅で介護を続けた。父親は入浴の介助や下の世話が必要で、家の至る所で便をしたり、遠くまで徘徊(はいかい)したり。男性はデイサービスやヘルパー派遣などの介護サービスを利用しながら、自らも介護に当たった。「父の状況が悪くなれば、仕事にまで支障を来しかねないと考えると、不安だった」と振り返る。
 男性が悩みを吐き出すために参加したのが、同市の幸学習館で偶数月の第1土曜に開かれる「男性介護者の集い」だ。市北部東わかば地域包括支援センターが主催。社会福祉士らも参加し、市内外から集まる40~80歳代の介護者たちの話を聞く。この男性は「集いでは毎回、同じような不安や悩みを口にしていた。それでも聞いてもらえた。気が楽になった」と話す。

■増加傾向
 厚生労働省の国民生活基礎調査によると、介護者に占める男性の割合は2001年の24%から、10年には31%へと増加している。評論家でNPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長の樋口恵子さんは「今や、男性介護者は少数派ではない。東京のような都市部だと、多忙を極める要職に就いた男性も多く、介護で離職に追い込まれるケースもある」と指摘する。
 こうした男性介護者を支援しようと、各地で集いの会が生まれている。国分寺市の地域包括支援センターひよしも、偶数月の第2土曜に、情報交換会を開き、毎回10人前後が参加。多摩市の医療法人財団「天翁会」は年に2、3回開き、公的サービスの賢い使い方など、介護の知識を学ぶ機会も設けている。担当者は「日常の介護ですぐに使える知識で、悩みを抱えた男性にも喜ばれる」と話す。

■環境作り必要
 ただ、集いのことを知っていても、いざ参加するとなると、二の足を踏むケースも多そうだ。立川市の社会福祉士の一人は「社会で活躍してきた男性はプライドが高く、私生活の悩みについて吐露することにちゅうちょする。参加するまで長い間、悩んでいたという人もいる」と話す。
 樋口さんは「昇進などに影響するという不安から、介護していること自体をオープンにしにくい雰囲気がある。職場でも地域でも男性による介護が当たり前に受け入れられる環境作りが必要」と訴える。

読売新聞 2014年2月22日
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=93400

2014/02/23 業界ニュース   enraku

介護保険、利用者負担2割に 改正法案が閣議決定

介護と医療を見直す法案が12日に閣議決定
政府は2月12日、医療と介護保険制度を見直す「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案」を閣議決定した。今国会に提出し、成立を目指す。

改正法案で注目されるのが2015年8月より実施される、介護保険の利用者負担の引き上げだ。適用されるのは年金収入280万円以上の人で、現在の1割から2割に引き上げられる。

特養入居は、要介護3以上に変更
今回の法案では、国から各都道府県へ権限を移すために、消費増税から得られる財源など904億円を投じて、基金を設置することも決まった。

基金は、自宅で暮らす高齢者に向けた医療や介護サービスの充実に充てる。このため2015年4月からは「要支援者1、2」の人への訪問介護や通所介護を介護保険サービスから除外し、地域支援事業へと段階を踏んで移行させる。

特養老人ホーム利用者への支援条件も厳しくなる。特別養護老人ホームへ入居できるのは、原則として「要介護3」以上の人に限定された。

2015年8月から、特別養護老人ホームなどに入居する低所得者への補足給付金も、預貯金が単身で1,000万円、夫婦で2,000万円を超える人は対象外となる。

第186回国会(常会)提出法律案|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/186.html

けあNews 2014/02/14
http://www.caretomo.com/carenews/237

2014/02/14 業界ニュース   enraku