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デイサービス

「お手盛り介護」「ひもつきケアマネ」実態は 反響特集

 連載でお伝えした「お手盛り介護」「ひもつきケアマネ」(2月18日付朝刊)に対し、多くのご意見が寄せられました。これらをもとに取材した結果や取り組みなどを紹介します。

「3時間いて欲しい」

 毎週末の午後、堺市に住む80代女性は市内のデイサービス事業所に通っている。介護の度合いは、最も軽い「要介護1」だ。事業所からは「3時間いてほしい」と言われるが、家事をこなさなければならず、2時間ほどで帰宅する。
 ところが、利用明細にはデイサービスの時間が「3時間以上5時間未満(3~5時間)」とある。これで事業所に払われる約4800円のうち、9割が介護保険、1割が自己負担だ。
 厚生労働省によると、介護保険を使うデイサービスの基準は「3~5時間」「5~7時間」「7~9時間」が原則で、「2~3時間」は高齢者が早退する場合などに限られる。事業所は保険を使おうとして水増しして請求しているのだ。
 本来ならデイサービスが短く安く済む高齢者もいる。だが、国の基準が実態に合わないため、お手盛り介護の温床になり、高齢者に合わないサービスや介護保険の無駄づかいにつながっている。
 堺市内の別のデイサービス事業所では、約6時間のサービスを「7~9時間」にするという。高齢者には「送迎の時間もある」などと説明しているが、国の基準ではデイサービスに送迎時間は含まれない。
 「もうけを少しでも上乗せするための水増し。どこの施設も似たようなことをしている」。市内のある事業所社長は打ち明ける。
 堺市は昨年暮れ、市内の事業所に「サービス時間が実際と異なる場合は計画を変更すべきだ」などとする通知を出した。だが、市内で介護サービスなどを提供する事業所は1500カ所を超え、毎年約200カ所のペースで増える。一方、今年度に市が立ち入り調査できるのは130カ所ほどにとどまる見通しで、監視体制が追いつかない。
 「めったに(不正で)介護事業者の指定が取り消されることはないから、少しくらい多く取らないと損だという空気がある」。大阪府内で訪問介護事業所を経営する40代社長は言う。

不要なサービス盛り込まれ

 デイサービスや訪問介護、特別養護老人ホームなどのサービス利用計画(ケアプラン)はケアマネジャーがつくる。事業所や施設の意向を酌み、必要以上にサービスをつける「ひもつきケアマネ」の例もある。
 中国地方に住む70代女性は、数年前に父親が脳梗塞(こうそく)で倒れ、翌年に亡くなるまで自宅で訪問介護やリハビリを利用した。驚いたのは、月25万円近くになる自己負担の請求額だった。
 父親は最も重い「要介護5」だったが、介護保険の利用限度額は約35万円で自己負担は1割の約35,000円で済むはずだ。「ケアマネから事前にプランの内容や限度額の説明を受けなかった」と女性は主張する。
 プランを事業所に確認すると、着替えやマッサージなどの介護やリハビリが毎日数回入っていた。保険の限度額を超え、保険外で自費で支払うサービスが月20万円以上も盛り込まれていたという。
 プランをつくったのは、リハビリを担当する病院グループのケアマネだった。「ケアマネの裁量は大きく、事業所と組めば何でもできる。介護保険を運営する市町村はもっとチェックするべきだ」と訴える。

「外マネ」目指す人々も

 事業所や施設のひもつきケアマネにならないよう取り組む人たちもいる。
 ケアマネジャーの宮崎直樹さん(36)は東京都江戸川区で「介護屋みらい」を経営する。事業所や施設から独立し、ケアマネだけで運営している。
 2012年に開業し、いまは6人で約170人の高齢者を担当する。
 月1回は高齢者に会って体調などをチェックし、ケアプランの見直しが必要だと判断すると関係者を集めて話し合う。調整や連絡に飛び回ることが多いので、ケアマネ1人が担当できるのは30人ほどが限界だ。そこで、1人の担当が30人を超えるたびにケアマネを増やしてきた。
 高齢者1人につき、受け取る報酬は月に1万数千円。今年2月の売上高は約250万円だったが、人件費に約200万円をあて、家賃や諸経費を払うと1万円しか残らなかった。
 ケアマネは利用者が使う介護サービスを選ぶことができる。自ら訪問介護事業所を運営したり、事業所に雇われていたりすれば、そのサービスをつけて売上高を増やせる。
 だが、こうした事業所の「内マネ」になれば、高齢者に合った介護ができなくなるおそれがある。
 「たとえば女性は男性のヘルパーの身体介護を嫌がります。同じ訪問介護でも高齢者ごとに適切なサービスがあり、常に複数の選択肢を示したい」
 宮崎さんは自由にサービスを選べる「外マネ」でいられるよう、経営は厳しくてもケアマネだけの運営を続けていくという。
 「施設などは利用者を確保したいので外マネとその利用者を大切にしてくれます。最近は同じように独立して経営する仲間も増えています」

※ケアマネジャー(介護支援専門員)
 介護保険を使う際、高齢者に会って必要な介護サービスを判断し、家族らと相談して、毎月の介護サービス利用計画(ケアプラン)をつくる。プランがきちんと実行されているかどうかもチェックする。2000年に介護保険ができた時につくられた。都道府県が認定する資格で、全国で約14万人が働く。
 中立の立場で高齢者のために必要な介護を選ばなければならないが、特定の事業所との結びつきが強まると、その事業所のサービスを優先する「ひもつきケアマネ」になるとの指摘がある。
 ケアプランをつくるケアマネの報酬には介護保険があてられ、利用者の負担はかからない。12年に介護保険法が改正される前、厚労省は、ケアマネ報酬にも訪問介護サービスなどと同じように利用者の1割負担を導入する案を打ち出した。利用者が良いケアマネを選択できる競争原理を働かせるためだ。しかし、業界などから「サービス利用の抑制につながる」などの反対意見が出て見送られた。

朝日新聞 2014年3月16日
http://apital.asahi.com/article/news/2014031600006.html

2014/03/16 業界ニュース   enraku

「お泊りデイサービス」について(埼玉県議会平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (星野光弘議員))

2014年3月14日

Q 星野光弘議員(自民)

 過日、代表質問で、「お泊まりデイサービス」について公明党の西山代表より質問がされておりますが、どうぞ私には、より明快な御答弁をいただければ幸いでございます。
 通所介護事業所いわゆるデイサービスの中に、事業所の営業時間外に、その設備の一部を使用して、通所介護事業所の利用者に対し必要な介護及び宿泊を伴うサービスを提供する宿泊付きデイサービス、いわゆるお泊まりデイサービスが行われております。特別養護老人ホームのショートステイ、短期入所の利用が難しいなどの理由から需要が伸び、民間営利企業の参入が多くなっています。
 介護保険適用外の自主事業として提供されており、法定基準あるいは行政指導基準等がなく、利用者の安心・安全やプライバシーの確保等が問題となっております。広島県福山市では、認知症高齢者らが70平米、21坪、この中に17人が宿泊していた介護施設で暴行事件が発生しました。劣悪な環境下で宿泊が常態化していたとのことであります。
 既に東京都、千葉県、大阪府では、お泊まりデイサービスについて独自基準を設けており、愛知県では実態調査を昨年実施、本年4月1日から独自基準の運用を目指しています。また、これまで黙認であった厚生労働省は、お泊まりデイサービスの基準策定や届出制にするなどの方針を明らかにしました。
 そこで、埼玉県内のお泊まりデイサービスの実態はどうか。また、新たな基準づくりを含めてどのように対応していくのか、福祉部長に伺います。

A 鈴木豊彦 福祉部長

 「お泊まりデイサービス」は、通所介護事業所が介護保険サービス外の自主事業として利用者に宿泊サービスを提供するものでございます。
 このサービスには何らかの理由で家庭での介護が受けられなくなった場合などに、低料金ですぐに利用できるという利便性もあります。
 しかし、長期にわたって利用する方がいることや、提供するサービス内容にばらつきがあるなどの課題もございます。
 県が平成23年2月に行った調査では、全体の9.2パーセントの事業所が実施しているという状況でございましたが、平成25年12月の調査では、14.2%に拡大をいたしておりました。
 利用の実態といたしましては1か所当たり1日平均で約4.6人が宿泊しており、宿泊料金は平均1,835円、食費は1食平均500円となっております。
 事業所の中には、男女相部屋や仕切りがないなど宿泊環境が十分でないところもありました。
 県では、これまでも「お泊まりデイサービス」については、必要に応じて実地調査などを行い、適正な運営が図られるよう指導を行ってまいりました。
 虐待が疑われるような場合には、高齢者虐待防止法を所管する市町村と連携して調査・指導も行っております。
 これまでは特に重大な問題は確認されておりませんが、根拠が明確でないため十分な指導ができないという課題もございます。
 このため、県では、設備や人員配置の基準のほか利用者ごとの宿泊サービス計画の作成を求めるなど、適正な運営を図るためのガイドラインをこの3月に策定することといたしました。
 ガイドライン策定により、事業開始に当たって県への届出を求めるとともに、定期または随時での実地指導も行ってまいります。
 また、利用者がこのサービスを利用する際の参考とできるよう、届出された事業所の情報を県のホームページに公開してまいります。
 県といたしましては、今後も「お泊まりデイサービス」が適正に運営されるよう、このガイドラインに基づき事業所をしっかりと指導してまいります。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-gaiyou-h2602-h072.html

2014/03/15 行政ニュース   enraku

増える「お泊まりデイサービス」

増える「お泊まりデイサービス」

愛知県など策定進む

 日中に介護保険の通所介護(デイサービス)を高齢者が利用し、夜そのまま、そこに泊まる「お泊まりデイサービス」は、都市部を中心に増えている。家族の負担を減らせるとの評価の半面、人権面や安全面で課題のある事業所もあるといい、最近は自治体が独自に基準をつくる動きが広がっている。

 「お泊まりデイといっても、内容はいろいろ」。名古屋市内の事業所のケアマネジャーは、こう表現する。

 日中のデイサービスなど、介護保険に基づき提供されるサービスには職員や設備で守るべき基準があるが、介護保険外で提供される「お泊まりデイ」には、全国一律の法的な基準がない。自治体の行政指導の対象でもない。利用料、宿泊室の広さ、防火対策などが事業所によって、大きく異なるのはこのためだ。

 自治体の調査によると、都市部では、通所介護事業所の1~2割が宿泊サービスも提供しているようだ。

 名古屋市が2011~12年にした調査では、2割弱の通所介護事業所が、宿泊サービスも提供していると回答。利用者ごとの個室が18%、仕切りなどで眠る際のプライバシーを配慮しているのが54%なのに対し「ハード面の配慮は特になし」が21%だった。

 愛知県が昨年、政令市、中核市を除く県内の事業所にした調査でも、13%が宿泊サービスを提供していると回答。1カ月以上連続で宿泊している人がいる事業所が過半数で、慢性的に待機者がいる介護施設代わりに使われていることがうかがえた。宿泊料金も無料から1泊9000円まで幅があった。県によると、1人当たりの面積が非常に狭く、雑魚寝状態のところもあるといい、消防設備のばらつきも大きい。

 全国では極端な例も。広島県では、約70平方メートルの宿泊スペースで60代以上の男女17人が泊まっていたとの報告もある。

 愛知県の担当者は「宿泊サービスは、緊急時などにショートステイの予約が取れない高齢者を夜に預かったり、ショートステイになじめない高齢者を引き受けたりしてニーズがある。ただし、劣悪な環境で高齢者を寝泊まりさせるのは虐待にあたる可能性もある。虐待を防ぐため、指針が必要」と指摘。年度内に指針をつくり、それを基に事業所に助言などをして、サービスの底上げを図る。

 指針案は、連泊が際限なく延びて"施設化"するのを防ぐため、連泊は原則30日以内と定める。宿泊スペースは4畳半にあたる7.43平方メートル以上とし、個室以外では間仕切りなどでプライバシーを確保すべきだとしている。著しく狭い空間で雑魚寝させたり、プライバシーのない状態でおむつを交換したりすることを「高齢者虐待に該当する可能性がある」と指摘し、利用者の尊厳や権利に最大限配慮するよう求める。宿泊者数は昼間の利用定員の半分以下とし、男女同室を避けるべきだとする。

 ほぼ同内容の基準や指針は、東京都が11年、大阪府が12年、千葉県が昨年10月に策定している。静岡県も年度内をめどにつくる予定。東京都や千葉県は事業者選びに役立ててもらおうと、届け出・公表制度も導入しており、東京都は届け出事業所を宿泊室や防災設備の情報とともにホームページで公表している。静岡県も届け出・公表制度と事故があった場合に市町村に報告する制度を盛り込む方向で検討中だ。

 厚生労働省も、利用者の家族らがサービスを比較できるよう、15年度からお泊まりデイを届け出制とし、ネット上で情報の公表を進める方針だ。

(2014年1月16日 中日新聞)
http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20140116-3.html

2014/03/09 プレスリリース   enraku

「お泊まりデイ」 船橋市が指針…来月適用

同市は指針の制定と合わせ、届け出・公表制度も導入する。市では、「利用者が事業所を選ぶ際の参考になるようにする」としている。

「お泊まりデイ」 船橋市が指針…来月適用

 船橋市は、通所介護事業所(デイサービスセンター)の宿泊サービスで、長期間の連続利用などが課題となっていることから、利用者の安全確保などのため、設備や運営に関する独自の指針を定め、4月1日から適用を開始する。県は既に指針を定め、政令市、中核市を除く自治体の事業所に昨年11月1日から適用しているが、船橋市では、災害時の対策を事前に知らせる対象を県指針に比べて広く取るなどの内容を盛り込んだ。

 宿泊サービスは利用者から「お泊まりデイ」と呼ばれ、手軽さから利用が増えているが、介護保険外のため事業者に届け出義務はなく、国の明確な指針もない。

 同市が2012年10月に実施した調査では、市内の125通所介護事業所のうち19事業所で宿泊サービスを実施。11人以上宿泊させていた事業所は1か所、1年以上の連続利用者がいる事業所が5か所あった。23か月連続利用者がいる事業所もあった。

 こうした実態から利用者の安全やプライバシーの確保のため、自治体で独自の指針を定める動きが出ている。東京都、大阪府、大阪、東大阪市では指針を制定。

 船橋市の指針は、「緊急かつ短期的な利用」を原則とし、連続利用の上限は、原則30日とした。利用定員を10人以下とし1室当たり4畳半程度の7.43㎡の確保を求める。罰則規定はない。

 大半は県指針に沿っているが、独自の内容も盛り込んだ。非常災害時の対策を事前に知らせる対象として、県が「従業員」と定めたのに対し、「利用者」とその「家族」も加え、サービス記録の保存期間も県の2年間に対し、5年間とした。同市は指針の制定と合わせ、届け出・公表制度も導入する。市では、「利用者が事業所を選ぶ際の参考になるようにする」としている。
(2014年3月9日  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20140308-OYT8T01194.htm

2014/03/09 プレスリリース   enraku

通所リハビリで要介護重度者を受け入れ 生活改善へ「座れる」目指す

 医療機関や老人保健施設が介護保険で提供する通所リハビリテーション(デイケア)。介護施設が提供する通所介護(デイサービス)と混同されがちだが、専門職が個別リハを行うことで、身体機能だけでなく、生活レベルの機能回復を探るのが持ち味。これまで要介護度の重い人の利用は少なかったが、在宅に重い人が増える中で積極的に受け入れる所もある。

 埼玉県川越市の霞ヶ関中央クリニック(池田弘院長)が、要介護度の重い人を介護保険の通所リハビリテーションで進んで受け始めたのは平成18年。同クリニックの岡野英樹・コミュニティケア部副部長は「重度の人が自宅や地域に帰ってきているのに、受け入れる事業所がなかった。スタッフをそろえ、不安なく受け入れるようにした」と言う。もともと長期療養の高齢者を受ける病院で、スタッフの経験があったことが大きい。
 現在は利用者の半数が要介護3以上。経管栄養や在宅酸素を利用する人も。目指すは「座れるリハビリ」だ。寝たきりの人は車椅子に座れることを、車椅子の人は椅子に座れることを目指す。車椅子に座れると外へも出られる。生活が一変するからだ。家族からの問い合わせは多く、「外出できるんだ」と驚きの声も上がるという。
 同市に住む太田久子さん(64)=仮名=は週3回、日に約7時間を通所リハで過ごす。21年に脳出血で倒れて以来、要介護度は最重度の5。当初は座った姿勢が保てず、家でも寝たきりだった。しかし、2年ほど前から座っていられるようになった。
 夫の勇さん(69)=同=は「寝て過ごすか、座って過ごすかでは、見える風景が違う。ここでの運動で腹筋や背筋がついたおかげだと思う」と喜ぶ。
 久子さんは機能訓練に積極的だ。欠かさず行うのが、理学療法士との30分の歩行訓練。両脇を支えてもらい、約5メートルの平行棒を2往復する。スタッフは「実用的でないかもしれないが、本人の歩きたいという気持ちに応えたい」と話す。実用性に疑問がつくのは、発症から4年がたち、医学的には身体機能の大幅改善は見込めないからだ。だが、スタッフは生活改善の効果を実感する。「本人が歩きたくても、尿意があっても、家では介護者も高齢で介助できない。ここでなら歩かせてトイレにも連れて行ける」。久子さんも自宅ではオムツだが、通所リハでは介助でトイレに行く。
 言語聴覚士とも1対1で約30分のリハビリを行う。舌の運動の後、「あ・い・う・え・お」と発語の練習。「今日は何月何日?」「曜日は?」との質問に懸命に答えた。
 栄養摂取は胃に管を通した「胃ろう」。だが、飲み込みの訓練では、氷水で口腔(こうくう)内の刺激を受けた後、スプーンでコーヒーを飲ませてもらった。「モグモグの動きや飲み込みができるようになった。ゼリーなどで練習し、楽しみのためだけでも食べられるようになるといい」と、スタッフは期待する。
 発声や発語はスムーズではないが、勇さんは「声も前より出るようになった。あうんの呼吸で冗談も嫌みも分かる。会話できると張り合いがある。介護の苦労は全然違います」と話している。

 ■地域偏在で使いにくさも
 通所リハビリ(デイケア)は介護保険で提供されるリハビリ。身体機能の回復にとどまらず、利用者が家でどう暮らしているかを視野に、障害が残るなりに生活しやすいように機能改善を進めたり、個々が役割を果たせるように社会参加を促したりする。
 だが、使いにくさもある。最大の問題は地域偏在。特に東日本では不足が顕著で、必ずしも近隣にあるとはかぎらない。
 ケアプランに盛り込まれないと利用できないが、介護保険には利用限度額があり、「ケアマネジャーによって、リハビリをプランに盛り込むかどうか、個人差がある」といわれる。介護保険でリハビリを使い始めると、原則は医療保険のリハビリに戻れないなどの制約もある。
 事業所を選ぶ際には、(1)個々の生活目標を立て1対1でリハビリを行っているか(2)理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など複数の専門職が配置されているか-などをチェックしたい。
 要介護度の中重度の人を受け入れるかどうかは事業所によって異なる。通所リハビリの利用者の平均的な要介護度は、特別養護老人ホームなどが提供する「通所介護」とあまり差がない。通所リハビリには医師が配置されているが、胃ろうなど医療ニーズのある人の受け入れも多くない。
 厚生労働省は昨年度の介護報酬改定で通所リハビリに、要介護度が重く、医療の必要のある人の受け入れを促した。要介護度が4、5で胃ろうなどの経管栄養、褥瘡(じょくそう)などの治療を行っている人などを受け入れた場合に加算を新設した。しかし、受け入れは広がっていない。
 背景には、重度の人へのリハビリ効果がはっきりしないこともある。効果を感じている事業所がある一方で、重度者の多い事業所は平均要介護度の悪化が大きいとの調査結果もある。機能低下にリハビリが追いつかない格好だ。重度の人にどんなリハビリを、どう行うか-。現場の模索が続く。

2014/3/8 産経新聞

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140306/ecb1403062126000-n1.htm

2014/03/09 業界ニュース   enraku

戸建の民家を改築し「百貨店の接客マインド」を介護の世界に 岐阜県内に2号店『デイサービス縁楽 宝町(仮称)(たからまち)』(多治見市宝町)

ご利用者様にとっての“お友達の家・第二の我が家”をコンセプトに、小規模デイサービス「デイサービス縁楽」のフランチャイズ展開を行う株式会社gasho(所在地:岐阜県羽島郡岐南町、代表取締役:脇田賀章)では、2014年6月(予定)新たに『デイサービス縁楽 宝町(仮称)(たからまち)』(岐阜県多治見市宝町)を開設します。

「デイサービス縁楽」は、一般住宅を介護施設用に改築。外見は普通の民家と同じですから、利用者に家族や親類・知人の家に遊びに来たように寛いでいただくことができます。木のぬくもりのある日本家屋に陽の光が優しくさし込み、いつも笑い声に包まれています。

 

「おもてなし」の心でワンランク上のサービスを

「ようこそいらっしゃいました、どうぞごゆっくりお過ごしください」デイサービス縁楽 宝町(仮称)は「おもてなしの心」でご利用者を迎える事業所として開所準備中です。

運営企業の株式会社ヒューマンラップ 代表取締役の則包孝夫(のりかねたかお)さんは、老舗百貨店に長年勤務され、介護とは無縁の世界から飛び込まれました。

 

「百貨店の接客マインド」を介護の世界に活かす

デイサービス縁楽の特徴をひと言でいえば、多くの施設にありがちな画一的な集団生活ではなく、ご利用者一人ひとりが自由に過ごすことができるように配慮していることです。「私たちは百貨店の接客で培われてきたおもてなしの心を介護の世界にも活かしたいと考えて出発しました。」と則包代表。

「心からのおもてなしするためには、もてなす側が喜びをもって働くことが一番大切です。介護スタッフ一人ひとりの心が伝わるからこそ、ご利用者がこの場所を居心地がよいと感じるのかもしれません。「お客様第一」を中心に据えた業務改善の努力こそが、満足度の高いケアサービスを生み出す土台になっているのです。」とgasho脇田代表。

 

デイサービス縁楽グループでは、「介護する側は一人ひとりに寄り添っていくことが大切」という合言葉のもと全介護スタッフの絶妙なチームワークで、他にはない「おもてなしの介護」を生み出しているのです。

 

【「デイサービス縁楽」特徴】

・定員10名に対し4名のスタッフを配置

通常、デイサービスでは利用者15名以下に対し1名の介護職員を配置する人員基準が設けられていますが、「デイサービス縁楽」では、定員10名対し4名のスタッフを配置。利用者2~3人に対して1人のスタッフがきめ細かなサービスを提供しております。

・民家を「安全で安心」な施設に改築

「デイサービス縁楽」は、アットホームな雰囲気を大切にしながらも、使いやすさや安全面も意識した施設です。そのため、トイレやお風呂を使いやすくし、バリアフリーや手摺を設置。

・宿泊にも対応。24時間365日利用可能

利用者、家族の要望に応え『お泊り』サービスを提供。家族の負担を軽減することができます(一部、お泊りを実施していないデイサービス縁楽もあります。)。

 

【開設施設について】

開所日 :2014年6月1日(予定)

営業時間:24時間営業、緊急時のお泊りなどの自主事業(介護保険外サービス)も提供

店舗名 :「デイサービス縁楽 宝町(仮称)(さかいがわ)」

住所  :〒507-0054 岐阜県多治見市宝町3-38

TEL :058-214-2828(株式会社gasho内開設準備室)

 

【企業情報】

会社名 :株式会社ヒューマンラップ

代表者 :代表取締役 則包 孝夫(のりかね たかお)

設 立 :2013年(平成25年)

所在地 :〒507-0813 岐阜県多治見市滝呂町12-153-5

電 話 :0572-43-2033

事業内容:通所介護事業「デイサービス縁楽 宝町(仮称)」

 

この度の「デイサービス縁楽 宝町(仮称)(たからまち)」開設は加盟店2号店(岐阜県内2店舗目)であり、今後は毎月数店舗開設し、1年で10店舗を目指します。

 

現在開設予定は、愛知県名古屋市南区、愛知県清須市等がございます。

 

株式会社gashoは、岐阜県岐阜市を中心に介護事業「デイサービス縁楽」「サービス付き高齢者向け住宅」を展開しています。介護事業10年超の経験・実績と直営店の介護ノウハウ・サポートにより、介護業界への新規参入もスムーズです。

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※デイサービス縁楽 境川は、都合により開設することができなくなりました。お詫び申し上げます。

 

【運営会社概要・本件に関する問い合わせ先】

会社名 :株式会社gasho

代表者 :代表取締役 脇田 賀章(わきた よしあき)

所在地 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213

電 話 :058-214-2828

事業内容:介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業

     デイサービス縁楽フランチャイズ事業

     デイサービス縁楽 切通 運営

     (指定事業所番号:2170111393)

     セカンドハウス縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)

     介護屋縁楽 切通 運営(H26/4OPEN)

URL :http://www.ds-enraku.com/

E-mail :info@ds-enraku.com

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2014/03/08 プレスリリース   enraku

プレスリリース掲載されました。幼老併用施設『デイサービス縁楽/セカンドハウス縁楽』


セカンドハウス縁楽とは
「ほっ」とできる居場所です。子供達を温かくむかえます。

高齢者デイサービスとの複合施設

昨今、核家族化や少子高齢化が進み、地域や人との交流が難しくなってきています。昔は、外で遊ぶ子供たちがたくさんおり、時には「こら!」と厳しく叱ってくれるおじいちゃんがいたりしました。大人になった今、子供の頃を思い出すとちょっと懐かしくなりますよね。
物の豊かさから、心の豊かさを求めて、人とのふれあいを改めて大切にしようと計画された施設が、幼老併用施設『デイサービス縁楽/セカンドハウス縁楽』です。

放課後の家庭の役割を担う学童保育と、少人数のデイサービスを併設して運営しております。
「異なった世代の交流を通し子供達に思いやりや、優しさを自然に育んでいってもらいたい」という願いから、併設しているデイサービスの皆さんと、お互いの生活リズムを守りながら日々のふれあい交流を目指しております。
もちろん学童保育所の役割として、家庭的な雰囲気を大切に「ほっ」と出来るような、温かい保育を提供してまいります。

学童保育所(セカンドハウス縁楽)とは

学童保育所とは、保護者の方が共働き等でお留守になる放課後や、小学校が休みのときに、お子様が安心して遊んだり宿題をしたりできる生活の場です。学童保育所とデイサービスが併設されている「デイサービス縁楽切通/セカンドハウス縁楽」では、子ども達とデイサービスの利用者とが自然にふれ合うことができます。
普段はお年寄りと接する機会の少ない子ども達が、デイサービスの利用者と接することで、思いやりや優しさ、愛情といった大切なものを学んでもらうことを目的としています。


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gashoは、岐阜市を中心に介護事業のフランチャイズ展開・コンサルティングを行う会社です。
【会社概要】
会社名  :株式会社gasho
代表者  :代表取締役 脇田賀章
所在住所 :〒501-6004 岐阜県羽島郡岐南町野中3-213
TEL  :058-214-2828
事業内容 :介護・医療・福祉特化型コンサルティング事業
      デイサービス縁楽フランチャイズ事業
      セカンドハウス縁楽 切通 運営
      デイサービス縁楽 切通 運営
URL  :http://www.ds-enraku.com/index.php/contact/index
お問合わせ:info@ds-enraku.com
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プレスリリース記事

http://www.regnas.jp/press/business/article0021732.html

2014/03/07 プレスリリース   enraku

介護保険外訪問介護『介護屋 縁楽』(H26/4 OPEN準備中)

離れて暮らす親御さんや高齢のお一人暮らしの方、介護保険が認定されない、
介護保険ではまかなえないニーズなど介護保険適用外の有料サービス(介護屋サービス)です。

例えばこんなお悩みはありませんか?・・・

・岐阜市内に親が暮らしているが生活面で心配だ
・困りごとの相談をしたい
・高齢により生活に不自由なことがある
・介護保険外サービスをやってほしい
・親に持病があり、面倒を見て欲しいときがある
・別居しており親を定期的に見守ってほしい
・介護保険でカバーできない身の回りを手伝ってくれるサービスを探していた

介護屋サービスは岐阜地域(岐阜市・羽島市・各務原市・羽島郡岐南町、笠松町)にお住まいの高齢の方の生活をサポートします。

<介護保険(訪問介護)でできないこと>
・草むしりや植木の手入れ  
・ペットの世話 室内外の家の修理など
・家具家電の移動、設置、修繕
・大掃除・窓ガラス磨き・床のワックスがけ 等

<介護屋サービス>
・介護保険適用外のサービスができます!

ケアマネージャーの皆様へ
縁楽では、ご依頼者様への報告だけではなく、ケアマネージャーの皆様への報告も行っております。
「縁楽 → ご依頼者様 → ケアマネージャー様」と報告するよりも、縁楽から直接報告を行うことで細かな状況をお伝えすることが可能です。
直接の報告をご希望の場合は、ご依頼時にお気軽にお申し付けください。

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介護屋 縁楽切通(H26/4 OPEN準備中)

2014/03/06 プレスリリース   enraku

学童保育とデイサービスの融合、新しいサービスです。

『子どもとお年寄りが一緒に笑顔になれる場所を』

幼老併用施設『デイサービス縁楽/セカンドハウス縁楽』は岐阜市に高齢者デイサービスと学童保育を同じ建物内に併設した特徴のある施設です。

お年寄りと子ども達が一緒におやつを食べたり、遊んだりする時間を設けています。

これによりお年寄りは若々しくイキイキと、子ども達は多くの経験豊富な知識を吸収し、お互いに貴重な時間を共有していきます。

何世代も一緒に暮らしてきた昔ながらの大家族の良いところが集まり、笑顔あふれる幸せの場所となっています

子育てにゆとりを!子どもが安全に過ごせる場所。  

高齢者とのかかわりを大切に、
季節行事などにも力をいれています。
利用中で習い事へ行くこともできます。

学童保育所(セカンドハウス縁楽)での過ごし方

①放課後~学童(セカンドハウス)へ到着
「ただいま~」
まずは宿題を片付けちゃおう!

②15:00~ おやつの時間
デイサービス縁楽を利用しているおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に楽しいおやつタイム。「いただきま~す!」
まるで大家族みたいだね。

③自由 ~19:00 お迎え待ち
みんなで楽しく過ごします。
1Fのデイサービス縁楽には看護師さんもいます。
近くの空き地で外遊びをしたりもします。

季節のイベント盛りだくさん

セカンドハウス縁楽では、お年寄りとのかかわりを大切にしながら、季節の行事にも力をいれています。

子ども達は、お年寄りと触れ合う事で多くの経験豊富な知識を吸収し、かけがえのない貴重な時間を共有していきます。

何世代も一緒に暮らしてきた昔ながらの大家族の良いところが集る、笑顔あふれる幸せの場所です。

<年間行事の一例>
7月 七夕 / 8月 夏祭り / 9月 敬老会 / 12月 クリスマス
1月 お楽しみ会 / 3月 ひな祭り
上記の他にも毎月楽しいイベントが盛りだくさん準備しています!

H26/4 OPENに向け準備中です。

セカンドハウス.jpg

2014/03/05 プレスリリース   enraku

セカンドハウス縁楽とは

「ほっ」とできる居場所です。子供達を温かくむかえます。

デイサービスとの複合施設

昨今、核家族化や少子高齢化が進み、地域や人との交流が難しくなってきています。昔は、外で遊ぶ子供たちがたくさんおり、時には「こら!」と厳しく叱ってくれるおじいちゃんがいたりしました。大人になった今、子供の頃を思い出すとちょっと懐かしくなりますよね。
物の豊かさから、心の豊かさを求めて、人とのふれあいを改めて大切にしようと計画された施設が、幼老併用施設デイサービス縁楽/セカンドハウス縁楽』です。
放課後の家庭の役割を担う学童保育と、少人数の高齢者デイサービスを併設して運営しております。
「異なった世代の交流を通し子供達に思いやりや、優しさを自然に育んでいってもらいたい」という願いから、併設しているデイサービスの皆さんと、お互いの生活リズムを守りながら日々のふれあい交流を目指しております。
もちろん学童保育所の役割として、家庭的な雰囲気を大切に「ほっ」と出来るような、温かい保育を提供してまいります。

学童保育所(セカンドハウス縁楽)とは

学童保育所とは、保護者の方が共働き等でお留守になる放課後や、小学校が休みのときに、お子様が安心して遊んだり宿題をしたりできる生活の場です。学童保育所とデイサービスが併設されている「デイサービス縁楽切通/セカンドハウス縁楽」では、子ども達とデイサービスの利用者とが自然にふれ合うことができます。
普段はお年寄りと接する機会の少ない子ども達が、デイサービスの利用者と接することで、思いやりや優しさ、愛情といった大切なものを学んでもらうことを目的としています。

H26/4 OPENに向け準備中です。

セカンドハウス.jpg

2014/03/05 プレスリリース   enraku